【活動報告】宮城県常盤木学園高校様のビジネスプラン発表会に参加しました

 こんにちわ。株式会社Daysコンサルティングです。2024年8月24日に宮城県仙台市の常盤木学園高等学校様が授業の一環として、2021年度より「株式会社オーナー様」が支援をして取り組んでいるアントレプレナーシップを育成する「スタートアップ」。

 こちらのカリキュラムの一部で、2年生が実施するビジネスプラン中間発表会のアドバイス役として本宮が参加させていただきました。

 今回、私が担当させていただいたチームのテーマは「気候・天候」
 現在の日本の社会課題でもあるタイムリーな問題に高校生が取り組んでいるのがとても興味深かったです。

 この異常気象の暑さや湿度の高さで体調不良になってしまった生徒も多く、1人で最後まで発表したチーム、「私も考えたことあるなぁ」と共感したチーム、緊張しながらも頑張って作ったパワーポイントで説明したチーム。そして全部のチームが一生懸命チームで考えられた事を伝えようとしている姿がとても素敵でした。

 高校生といえど、将来の起業家になる可能性がある生徒さんだと思い、普段アドバイスしている内容をさらにわかりやすいように、腹落ちしやすいように、そして考える機会を奪わないように「教えること」と「考えてもらうこと」のバランスをとりながら、こちらも一生懸命アドバイスをさせていただきました。

事業化する時に陥ってしまう「ターゲットの広げ方」
これは大人でも同じように起業する時の悩みとして挙げられます。商品ごとにターゲットをどうするか、市場・商圏の範囲はどこまでが適切なのかを具体例を交えながらお伝えしました。たくさんメモをとってくれていた生徒さんやあいづちを打ちながら聞いてくれていた生徒さんも多く、少しでも参考になっていればよいなと思います。

 最後は、この授業・取り組みの素晴らしさや私自身もこのような取り組みがあれば、もっと若い時に受けておきたかったというメッセージをお伝えしました。高校生の強みは何より「発想力」。できるかできないかじゃなくて、その制限のない発想力は年を重ねるごとに現実味を増して視野が狭まってしまう。欲しくても取り戻せないものになってしまう「発想力」を今後も大切に、活かしてほしいということでまとめさせていただきました。

 昨年に続き、お招きいただいた常盤木学園の先生方、主催で友人の株式会社オーナーの佐々木敦斗社長、ご参加していた起業家・経営者の皆様に感謝申し上げます。

 

 宮城県や東北地方から起業家が増えていくことを楽しみにしつつ、その力になれるように当社も尽力していきたいと思います。今回のビジネスプランの最終発表が楽しみです。