レゴシリアスプレイとは

 レゴ®︎シリアス®︎プレイとは、組織・チーム・個人のための思考・コミュニケーション・問題解決を行うのためのファシリテーション及びトレーニングとなります。ビジネス・組織開発・心理学および学習など広範な研究成果と「手による知識」の概念に基づいて開発されたメソッドです。

 端的にお伝えすると、「メンバーの価値観・個性・意欲を引き出す新感覚のチームビルディング」になります。

 恐らく、レゴ®︎シリアス®︎プレイを受講される方の疑問として1番多いのが
「レゴなんて作った事がない」「上手に作れるかわからない」
 そう思われている方もご安心ください。ファシリテーターが作り方から共有するまでのプロセスを丁寧に説明します。また、レゴ®︎シリアス®︎プレイは「綺麗な作品」を作ることが目的ではありません。作品から自身の考えを内省し、メンバーに共有することで、メンバー同士が持つ価値観の相互理解・共有することで気づける本人の自己理解に繋げることが最大の目的です。そこに作品の上手い下手は一切関係ありません。作品を作って共有して振り返ることで、作品を通して自分自身に新たな発見・気づきを見つけましょう。

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コミュニケーションを図る目的ってなに?

 リモートワークや働き方改革が促進され、自由なキャリアを選択できるようになることで、対面で話すことが減り、テキストベースのやりとりが多く発生するため、社内やメンバー同士のコミュニケーションが希薄になってきています。
 また、転職総合サイト「doda」が行った「転職理由ランキング【最新版】 みんなの本音を調査!」では、昨年度と比較して、「社内の雰囲気が悪い」が3位から2位へ、「人間関係が悪い/うまくいかない」が7位から3位へそれぞれランクアップしています。給与や評価制度といった報酬・待遇面の条件ではなく、コミュニケーション・働き方・やりがいといった目に見えない条件が注目され、若い世代を中心に、給与や賞与ではなく、職場の雰囲気や働き方の自由化を重視する人が増えています。

 出典:doda 転職理由ランキング【最新版】 みんなの本音を調査!(https://doda.jp/guide/reason/)

 では、コミュニケーションを図れるようになると、どんないいことがあるのかをお伝えします。

1.メンバーの主体性・当事者意識が高まる

 会社・チームの雰囲気が悪いと、少しずつ自分の意見や主張を伝える人が減っていきます。例えば、会議や打ち合わせでいつも同じ人が発言しているとしたらそれは雰囲気が悪くなっている前兆です。しかし、自分の意見をきちんと伝える環境があれば、自分の意見・発言に責任を持たせる事で当事者意識を生み出し、主体性を持たせる事ができます。

 人材育成の過程において、後継者・中間管理職・リーダー職を育てる時、突然リーダーシップを発揮してくださいというのは少々無茶な話です。日頃から主体性を持たせ、自分の主張を伝えるだけでなく、「他の人の主張を聞く」というコミュニケーションを図ることで相互のコミュニケーションを促進ができ、リーダーシップを図っていくことができます。

2.仕事が円滑に進む・生産性が高まる

 コミュニケーションの障害は「目に見えない事が多い」です。例えば、商品を作る工程で昨日10個作れていたものが今日8個しか作れなかったら、当然なんで2個減ってしまったのか?という議論ができます。しかし、チームの雰囲気が悪い結果、「あの人には頼みづらい」「この人からきた仕事は受けたくない」「後回しでいいや」という風に考えたことがある方も多いのではないでしょうか?このようなコミュニケーションの表面化されていない問題は発生していても、作業に直接起因しているかが当人ではないと分からないため、すぐに気づくことができません。

 しかし、チームのコミュニケーションを図ることで、上記のようないわゆる「ムダ」なやり取りを減らすことができます。この表面化されていないコミュニケーションの問題を少しでも解消できるだけで、仕事は円滑に進める事ができます。

3.離職率が下がる

 転職理由や昨今の多様な働き方をみると、如何にコミュニケーションを図ることが重要かがわかります。年齢・性別・社歴などに関わらず、メンバー1人一人にきちんとフォーカスを当ててあげるだけで、その方の主体性・当事者意識・会社に対する思い(帰属意識)は大きく変わります。その結果、離職を防ぎ、働くやりがいや楽しさを見つけることができます。

 また、離職率を下げるだけでなく、コミュニケーションを図ることで風通しの良い職場・メンバーそれぞれが主体性ややりがいを持った職場だということがアピールできれば、採用活動にも大きく影響していきます。この人材不足が深刻化される時代に、小手先の求人情報を変えるのではなく、企業のブランド・やりがいのある職場づくりを行うことで、「選ばれる企業」にすることができます。

なぜレゴ®︎シリアス®︎プレイが効果的なのか?

 ここまでのお話で、いかにコミュニケーションを図ることが大切かがわかっていただけたかと思います。
 しかし、難しいのは「じゃあどうしたらコミュニケーションを図ったら良いのか?」という点です。
 よくありがちな例として、「明日からいきなり役職者とメンバーの1on1を始める」「明日から朝礼でメンバーが話す機会を作る」などです。あなたがもし、会社のメンバーだったとして、月曜日からいきなりこんなことを言われたら、恐らくほとんどの方が困惑すると思います。コミュニケーションを図るには、「メンバー同士の関係値」「メンバーのモチベーション」を無視してはいけません。まずは、「メンバーがコミュニケーションを取ってみようかな」と思えるきっかけを作ってあげるところから始めるのがおすすめです。

 レゴ®︎シリアス®︎プレイでは、作品を通じてメンバー同士、役職・年齢関係なく全ての参加者が平等に作って・話して・共有できる時間を大切にします。参加者は「主張と傾聴」をすることで、普段会議で発言できない人も含めて全員が100%参加できるのがこのレゴ®︎シリアス®︎プレイの特徴です。

 進行するファシリテーターは、参加者の皆様がいつの間にか作品に没頭し、自己理解と他者理解につながるコミュニケーションが図れる場所になるよう進行させていただきます。

まとめ

 
 当社では、個人の方向けに隔月でテーマを変えてレゴシリアスプレイ体験会を開催しております。
 また、企業様・法人様には宮城県内はもちろん、宮城県外でも出張での開催を行っております。レゴ®︎シリアス®︎プレイが初めての企業様にも、まずは体験として「初回50%オフキャンペーン」を行っております。ぜひ下記よりお申し込みお待ちしております。

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