戦略MGを受講するメリットと楽しい研修になる理由
戦略マネジメントゲームとは
戦略MGは参加者一人一人が経営者になり、ボードゲームを使って会社経営をするゲームです。しかし、ゲームといっても、経営者としての意思決定・決算書の作成まで行う本格的なシミュレーションゲームになります。ソニー社で開発され、ソフトバンクの孫正義社長が経営幹部全員に「100期以上の実施」を促すほど経営に役立つ教材となっています。
戦略マネジメントゲームのルール
参加者は1人300円の資本金を元手に5期(5年分)の経営を行います。意思決定は人材の採用・材料の調達から販売・広告宣伝・研究開発等を行い、最大6つの市場で他のプレイヤー(競合他社)と入札(販売)をして売って、自己資本を高めていきます。しかし、販売をするためにお金をかけていれば当然費用もかかってきます。つまり、どれだけ売り上げたかではなく、どれだけ利益を残せたかが勝負になります。
また、単なる意思決定だけではなく、「リスクカード」と呼ばれる予想外の出来事が起きるイベントも含まれており、自分の思った通りに経営は行かないことを痛感させてくれます。リスクや競合他社がひしめく中でどうやったら当社が打ち勝っていけるか、まさに経営そのものだと考えています。
戦略MGを受講するメリット
- 決算書が読めるようになる・理解できるようになる
- 利益を出す方法を体系的に学べる
- 経営者として経営をシミュレーションすることができる
戦略MGが楽しい研修になる理由
- インプット型ではないアウトプット型の研修
- 周囲の参加者や従業員とコミュニケーションが取れる
- 経営と決算を終えた達成感がある!
そして、戦略MGの楽しさは「経営スタイルが参加者それぞれで全く違うこと」です。
期数を重ねることでルールを覚え、意思決定が早くなり、コツは掴めてくると思いますが、期数が多い人が必ず勝つゲームではないことが1番のおもしろさです。私自身、初回・2回目に参加したときは本当に目も当てられない、ましてや決算処理もままならないほどでした。それがようやく5回目くらいでコツを掴んできて、やっと勝負ができるようになってきました。
経営者の方であれば、普段から会社の売上や利益を把握されているかもしれませんが、はっきり申し上げて従業員の方で利益まで把握されている方は少ないと思います。決算書を公開していなければ知る由もないため、自分のお給料だけがモチベーションになってしまいます。普段の業務で
「会社の売り上げってどのくらいなんだろうか?」
「自分の採用コストってどのくらいなんだろう?利益は出しているのかな?」
そんな風に従業員の方が感じて考えてくれるようになったら、主体的に利益に繋がるアクションや目標設定ができるようになっていきます。そうやって戦略MG研修の効果は徐々に出てきます。
そして、特に感じるのが創業前・創業直後の方々で決算やそもそも数字を苦手にしている人がとても多いと感じます。
それはなぜか?会社員時代に利益が出る仕組みや経営そのものをやって来なかったらですよね。当然だと思います。
ですが、そのまま「数字が苦手だから」「必要になった時に・・・」としていたら、ずっと苦手なままになってしまいます。しかし、決算書を眺めていたり、決算書の読み方セミナーのような座学では理解が難しいため、戦略MGは体験をしてもらうことでインプット効果を高めることができます。
戦略マネジメントゲームを受講してみたい方
標準は2日間で5期を経験していただきますが、まずはお試しでというお客様は1日3期で開催することも可能です。
また、戦略MGの開催費用は20万円以上が標準ですが、当社は6万円〜と少しでも多くの方に受講いただけるように格安でご提供させていただいております。普段の社内研修を全員が経営ができるような育成をする研修に変えてみませんか?
宮城県、仙台市、岩手県、山形県、福島県、秋田県の中小企業でチームビルディングを考えている企業様はお気軽にお問い合わせください。