岩手県山田町商工会・大槌町商工会が主催する創業支援講座「成功するための創業スクール」が、2026年10月3日・10日・17日・24日の全4回にわたって開催されました。
開催概要
- 講座名:成功するための創業スクール
- 主催:岩手県山田町商工会・大槌町商工会
- 開催日:2026年10月3日・10日・17日・24日(全4回)
- 会場:大槌町商工会、山田町交流センター
- 講師:株式会社Daysコンサルティング 本宮直
創業を予定する地域の方々を対象に、全4回にわたって開催された本スクール。単発の講演ではなく連続講座として設計されているため、回を追うごとに参加者同士の関係も深まり、学びを実際の創業準備へと落とし込んでいく時間となりました。
プログラムのハイライト
本スクールは、創業に必要な考え方を5つのテーマで体系的に学べる構成です。各回で取り上げた内容を一部ご紹介します。
- 創業に大切なポイントや心構え:創業を「目的」ではなく実現したいことのための「手段」として捉え直し、自分の価値観や強みを言語化するワークや、行動につながる適切な目標の設定方法まで学びました。
- ビジネスモデルの考え方:「誰に・何を・どのように」の3点で事業コンセプトを整理し、フロー型・ストック型の収益構造、変動費型・固定費型のコスト構造など、事業の骨組みを設計する考え方を学びました。コンセプトの中でも、「誰に」が明確にならないことで事業の輪郭がぼやけてしまう可能性があるため、誰の悩み事を解決するのかをしっかり時間をかけて全員で検討していきました。
- マーケティングの基礎講座:顧客の「困った」を見つけることから、ターゲット・ペルソナの描き方、カスタマージャーニー、4P/4Cのフレームワークまで、お客様に価値を届けるための考え方を学びました。マーケティングは横文字が多く、難しい単語が並びがちですが、少しでも横文字を減らしてわかりやすく説明をしました。
- 収益の考え方と価格設定:売上至上主義ではなく固定費のコントロールと手元の現金を重視する考え方を軸に、しっかり収益が残せるように価格の設定方法・固定費の考え方・損益シミュレーションを実践的に行い、最後に簡単に損益分岐点の計算やB/S(貸借対照表)の読み方など、数字で事業を見る力を磨きました。
- 事例検討:最終日は事例演習として、飲食業・小売業など実在の企業の概要を用いて、参加者だったらどうするかを、4日間の演習で学んだことをもとにアウトプットする場を作りました。アウトプットすることで悩むところや考えることがさらに明確になり、質問が活発に飛び交った最終日となり、最後に学んだ内容を実践へと結びつけました。
各回とも講義だけで終わらず、グループワークやワークシートを使った演習を重ねる構成が特徴です。創業塾では珍しい事例検討も取り入れ、インプット(知識)とアウトプット(実践)のバランスを整えた、実践的な内容としました。

当日の様子
各回とも活発な質疑や意見交換が行われ、グループワークを通じて参加者同士が自然と交流を深める場面も数多く見られました。今回は、創業を具体的に準備している方々が多く参加し、毎週講義終了後の質問が多く、延長戦となっており、終始活気のある盛会となりました。実施したアンケートでも満足度は満点となり、参加者の方々にとっても実りのある機会となりました。
おわりに
本スクールを通じて、創業を目指す方々が心構えを整え、自分の事業を数字で考え、事例から実践に生かせる知識を持ち帰る、実のある4回連続講座となりました。ご協力いただいた山田町商工会様、大槌町商工会様、およびご参加いただいた皆様に改めて感謝を申し上げます。
インプットとアウトプットのバランスを大切にした、地域の創業支援に寄り添う実践的な内容は、他の地域での創業スクールや起業家セミナーでもご活用いただける内容です。創業支援プログラムをご検討中の商工会・商工会議所のご担当者様は、お気軽に株式会社Daysコンサルティング(本宮直)までお問い合わせください。
days-consulting.com